釣りの中で少し楽しい瞬間は外道ではないでしょうか。
特に海釣りでは外道が多く、引きからして本命ではないことはわかるけど、何が掛かっているのかわからないというちょっとしたドキドキ感は楽しいものです。
チヌは独特な物を食べることで有名ですが、だからと言ってチニングをしている上で外道が釣れない訳ではありません。
ここではチニングで釣れる外道をいくつか紹介していきます。
チニングで釣れる色々な外道
まず一番に釣れるのはシーバスです。
汽水域やほぼ淡水の状況下でも小魚を追ってくるのは、チヌの他にシーバスくらいですし、何かと生息域が被っている上、海のルアーターゲットの中でもシーバスは一番有名なのではないでしょうか。
シーバスを釣って捌いたことある人ならわかると思いますが、胃から色々な物が出てきます。
ハゼ等の小魚も出てくれば、小さい回遊魚やカニまで出てきます。
雑食性もチヌに近いシーバスは、主にポッパー、次いでミノーを使っている時にたまに食い付いてきてくれる嬉しい外道です。
他にも、私のいる地域ですとたまに掛かってくるのがマルタとコウイカです。
コウイカに関してはナイトゲームの場合がほとんどですが、デイゲームの時にはシーバスに加えてマルタが上がることもあり、引きだけは楽しませてくれます。
更に初夏になるとチヌの乗っ込みの時期にアカエイの繁殖期がぶつかるので、主にボトム狙いをしている時にアカエイが掛かってしまうことがあります。
こういう時はいつもラインを切るか、小型だったらすくい上げて慎重にルアーを外すかしています。
また、ワームを使用していればカサゴが釣れることもありますし、本当に稀にではありますがマゴチを釣ったという人も聞いたことがあります。
チニングに限らず、このような外道が釣れるのも一つの楽しみです。